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ミシェル・ビュトール評論集 レペルトワールIV [1974]

6,930円

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真に革新的なのは、新しいジャンルを生み出すこと、 諸ジャンルのあいだの均衡を攪乱することだ。 ——————————————— 文学の優位性を否定し、断片のエクリチュールにより文学の閾を超え、諸芸術の対等性へ。ビュトール流「旅学(イテロロジー)」は、言語からイメージへ、イメージから言語へと自由に行き来しながら創作゠批評を展開する。「絵画のなかの言葉」を皮切りに、絵画の文学性、文学の絵画性を交錯させる、絢爛たる論理の一大円舞。 ——————————————— 「彼(ビュトール)の言葉が達する領域は、バルトやリシャ―ルのそれに比較して、はるかに広く、いつか、思いもかけぬ時期に、モビールのようなフランス文学史ができあがっているかもしれない。」 【蓮實重彥「バルト・リシャ―ル・ビュトール」より】 ——————————————— ヌーヴォー・ロマンを代表する前衛小説家として登場し、 批評家、《芸術家による挿絵本》の共作者として、 文学宇宙の境域を拡張していった20世紀フランス文学の巨人 ミシェル・ビュトール[Michel Butor 1926-2016]。 フランス文学を基軸に、文芸批評、創作技法、演劇、美術、音楽、読書と書物、旅と都市をめぐる文学的地理批評など、広汎な諸領域を境界侵犯しながら展開される、当代無比なる批評集『レペルトワール』。 各巻21篇、全5巻にわたり、美事に奏でられる批評の富饒なレパートリー。 〈ビュトール宇宙〉の集大成となる評論集が本邦初の完全訳、書籍化、原著刊行より60年を経て翻訳刊行開始! ■著者略歴 ミシェル・ビュトール(Michel Butor/1926-2016) フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン゠ザン゠バルールで生まれる。ヌーヴォー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix Fénéon)を受賞、翌年1957年第三作目の『心変わり』(La Modification)でルノドー賞(le Prix Théophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた(主人公に二人称代名詞<vous>を採用した小説作品として有名)。1960年に四作目の『段階』(Degrés)を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール──アメリカ合衆国再現の習作』(Mobile. Étude pour une représentation des États-Unis)を皮切りに空間詩とよばれる作品を次々と発表し始める。画家とのコラボレーション作品は数多く、書物を利用した表現の可能性を追求し続けた。文学をはじめ絵画、音楽などを論じた評論集『レペルトワールI〜V』(本書を含む全五巻で完結)がある。 ■翻訳者 石橋正孝[監訳] 荒原邦博|岩下綾|上杉誠|小川美登里|笠間直穂子|倉方健作|三枝大修|篠原洋治|田中琢三|福田桃子|堀容子|三ツ堀広一郎[訳] 監訳者および各翻訳者の略歴はこちら https://genkishobou.stores.jp/news/63848f0d4b083901e3305eb1 ■目次 旅とエクリチュール 絵画のなかの言葉 ヴィヨンの韻律法 ヒエログリフとサイコロ フーリエにおける女性的なもの 螺旋をなす七つの大罪 ボードレール小品(オプスクルム・ボードレリアヌム) 短編映画ロートレアモン 実験小説家エミール・ゾラと青い炎 ジルベール・ル・モーヴェの七人の女 もうひとつの七面体 百頭女の語ること 変容 陰険な者たちのパレード ちょっとした合図 モデルの深淵で 魅惑する女(ひと) 流行(モード)と現代人(モデルヌ) 臣従の誓い 私の顔について タイプライター礼賛 今日、あれこれと本をめぐって  註  初出一覧  解題───石橋正孝 ■書誌情報 判型/総ページ A5上製/544ページ 刊行年月 2021年12月 ISBN 978-4-86488-312-2 ■全巻購入者特典の詳細はこちら https://genkishobou.stores.jp/news/63848d87ba62e06677927958

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