画 ディルク・デ・ブライ Dirck de Bray
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印刷された紙を折り、金づちでたたき、糸と針で綴じる
折丁の背を膠(にかわ)で固める
小口を切って、磨き、染める
全体をプレスして、花布(はなぎれ)を編む
羊皮紙の表紙を折りたたみ、見返しの紙を貼る羊皮紙装をマスターしたら留め金つきバンド装
金具や箔押し、木工の技術も
それらの工程を、道具とともに描かれたブライの製本ノート
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17世紀オランダの製本職人(のちに画家)が残した9cm×8センチの、製本の工程を描いた製本されたノート。そのノートをもとに当時の製本技術を分かりやすく解説。
造本にもこだわり、当時の製本(留め金つきバンド装)を模して、本文糸かがりで通常の表紙でなく筒年状の表紙(18世紀のマーブル紙の模様を印刷)で本文を包んでいます。
■著者略歴
野村悠里(のむら・ゆり)
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は、書物装幀史およびルリユール制作。主な著書に、『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』(みすず書房、2017 年)、『或る英国俳優の書棚』(水声社、2024 年)、『美しい書物/アーツ・アンド・クラフツ運動』(幻戯書房、2025 年)。
■書誌情報
A5変・本文糸かがり・筒形表紙入り・104ページ・オールカラー
刊行年月 2026年1月末
ISBN 978-4-86488-342-9