居心地の悪さと自分のままでいることの自負。鮮烈な言葉で問うセクシュアリティ
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ほら俺は男だと
手を取りズボンの股間を触らせる男は
面子すなわち股間を立てるのが女と
信じているようだから
思いっきり面子を膝蹴りのち
大外刈りから背負い投げで
中央通りに這わせたら
ようやく
女が人間だと理解するだろうか
……言葉は脳を通過するらしい
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■著者略歴
甘里君香(あまり きみか)
1958年埼玉県川口市に生まれ二歳から東京都中野区に育つ。
三〇代前半に京都市に転居。
種智院大学仏教福祉学科を特待生として卒業のち研究員。
第一詩集『ロンリーアマテラス』(思潮社)ほか著書に『京都スタイル』『イケズな京都』など。
日本ペンクラブ会員。日本エッセイスト・クラブ会員。
■書誌情報
判型/総ページ A5変上製/200ページ
刊行年月 2023年11月
ISBN 978-4-86488-287-3