一つの文章は、必ず日付けを持つ。
その背後に書き手の年齢がある。
書かれた人は死後なん年になるのだろう。
故人について書く場合と、
対象が生きている場合とでは、
当然、書き方が変ってくる。
だが、それはなぜなのだろう。
考えてみると不思議で、
すぐには答えは出て来ない。
木下杢太郎の作品に触れながら杢太郎と対話する。
「私評論」という新しい境地
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■著者略歴
岡井隆(おかい・たかし)
1928年、名古屋市生まれ。45年、17歳で短歌をはじめ、翌46年「アララギ」に入会。51年、現在発行人を務める歌誌「未来」創刊に参画。慶應義塾大学医学部卒業後、内科医師として国立豊橋病院内科医長などを歴任。83年『禁忌と好色』で迢空賞、90年『親和力』で斎藤茂吉短歌文学賞、95年『岡井隆コレクション』全八巻で現代短歌大賞、99年『ウランと白鳥』で詩歌文学館賞、2005年『馴鹿時代今か来向かふ』で読売文学賞、2007年『岡井隆全歌集』全四巻で藤村記念歴程賞、09年『ネフスキイ』で小野市詩歌文学賞、2010年、詩集『注解する者』で高見順賞、2011年『X―述懐スル私』で短歌新聞社賞受賞。1993年から宮中歌会始選者、2007年から宮内庁御用掛。
■書誌情報
判型/総ページ 四六上製/267ページ
刊行年月 2013年12月
ISBN 978-4-86488-040-4